ドアオープナーについて、現状色々な物が販売され始めております。抗菌機能のある金属製の物からプラスチックやシリコン製の物まで、大きさも大小様々な物が買う事が出来る状況に日本でもなっています。
海外のクラウドファンディング本家　StatGear社の「Hygiene Hand」の輸入品２５００円位とそのパクリ商品的な中国製の物が１０００円程度の金額で日本でも販売されています。

https://www.gizmodo.jp/2020/03/hygiene-hand.html

また、日本のギルドデザイン社のドアオープナーはマスコミにも取り上げられ今注文殺到で生産が追いつかず、注文を一時ストップしているそうです。
https://www.gilddesign.com/mail153-assisthook.html

確かに海外の物はデザイン的に大味で機能性的にも日本人にはあまり指示されないかもしれません。
でも元祖の理念とコロンブスの卵的発想に敬意を払います。
私がドアオープナーの開発を始めたのはクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス号」が横浜港に停泊してコロナの感染が尋常じゃないペースで増え始めた２月中旬からでした。はや３ヶ月が経過しようとしています。
モノづくりの視点からこの異常事態に町工場の私達に出来る事はないかと考え、スタートしましたが通常の仕事後の夜の時間でデザインを考えどのように情報発信するかもわからず手探りの状態でした。
ＳＮＳに触れるのもほとんど初めての状態で、ほとんど何も出来ない期間が１ヶ月程度経過しました。
それから仲間が協力してくれたり、ＺＯＯＭ会議で相談したり、従業員が応援してくれたり、Facebookのフォロワーの皆さんの応援など、活動が少しずつ進んで、関わったことのない関西の加工屋さんとSNSきっかけで連携したり色々な事がありました。
もうすぐ、私達が開発を進めた製品「コロナに触らない手（で）！！」も販売が現実に近づいてきました。
こだわった点としてまず安全性、誰が触ってもケガをしないモノを目標にしました。
そして機能性、ドアを開ける　鍵を開ける　タブレットに傷つけずペンの書きやすさを目指しました。そして、ボタンを押す、コロナウィルスがついた状態からの収納形態、フック部分の強度、フック部が滑らない収縮ゴムの設定、工具的要素など。
最後に手に持った時のフィット感を大切にしました。平板ではなく凹凸形状が指にしっくり来るようにデザインを何度も修正しました。
そしてネームプレート屋ならではの文字入れやＱＲコード入れ、また模様を入れ持っていて楽しんでもらえる物にしていきました。
現在、最終形状が決まりつつある状態です。この機能性の部分は私だけの発想では思いつかず、仲間やFacebookのフォロワーの皆さんの意見のおかげでより良くなってきたと思います。本当にありがとうございました。
あまりにもこだわってしまったので、世に出すまでに時間がかかってしまいました。
最近コロナの感染者数は落ち着いてきましたが、病院のコロナ患者病床率は東京・神奈川では９０％とギリギリの状態が続いております。
社会貢献として試作２号のアルミ製の物を配布したいと思います。近隣の病院や健康福祉局に配布の打診を始めました。
数量１０００個をなるべく色々な場所に配布したいので、Twitterで拡散させたいと思います。もし看護婦さんや医療従事者の方がいたらメッセージを頂ければ幸いです。

あとＴＶ取材の可能性が出てきました。あまりＳＮＳ情報発信が得意ではないので、チーム町工場！！の取組を広げて頂き、少しでも大きな動きにして、早くコロナが収束して意識が高まり、第２第３の波が来ると予想されていますが、出来る感染予防の対策を行い通常の生活が送れる事が目標です。

今後も私達の活動に協力をお願いします！！

チーム町工場!!コロナ対策品ドアオープナー試作２号　無料配布準備中　でした😃